ヒッチハイク!旅を劇的に変えるヒッチハイクのコツ3選。
こんにちは、にしおかこうじです。
みなさん見たことありますか?
親指をピンと立てるあのポーズ
ごろうま・・・全然違う。
ヒッチハイク!!!
ヒッチハイクしたことある人、乗せたことある人、何人いるでしょうか。
行きたいところに格安で行ける。
普通に生きていたら出会わないような人とも出会える。
それがヒッチハイクです。
ヒッチハイクといえば、スケッチブックのイメージが強いけど、
ぼくは親指だけでやっちゃいます!ヒッチハイカーの中でもレアな種族です。
ぼくはこれまで親指1本で、
気仙沼にワカメの養殖に行くお坊さん集団や、
暇だからという理由でわざわざ福島から新潟まで積んでくれてしかも超高級寿司食べさせてくれたお兄さんや、
「遅い時間だから」と言って家に泊めてくれてビール飲ませてくれて朝にはお弁当まで持たせてくれたおばちゃんや、
富士山の見える絶景SAで、生桜海老丼をごちそうしてくれたおっちゃんや、
通り過ぎた後にわざわざ引き返してきてくれたオープンカーのおっちゃん
などなど
100台以上の方々に乗せてもらってます。
たくさんの感謝や感動が生まれる瞬間がヒッチハイクです!
本当に1台1台、1人1人との出会いが旅を豊かにしてくださいました。
ヒッチハイクは若者の特権ともいえますね。
若いうちは、あまり怪しまれずにできるので、やったほうがいいですよ。ヒッチハイク。若いうちにね。
ひげぼーぼーのおっさんなんて誰も乗せたくないでしょ?怪しいし。襲われそうだし。
特に大学生!春休みや夏休みの長期休暇は、ヒッチハイクで旅するといいよ。
交通費もほぼいらないから、ほんとにどこでも行けちゃいます。
ぼくは大学1年の冬に高知から北海道まで行きました。3月に。往復で16日間旅しました。真冬でしたよ。ええ。おいしいもの食べまくりました。
大学2年には高知~気仙沼も500円で行けました。これも2月の真冬でした。
交通費の安さに驚きすぎて栃木でご褒美のアイスクリーム買っちゃったもの。
最近は、3日かけて高知から東京も行きました。なぜか高級車が多かった。
ということで、
ヒッチハイクのコツ
を書いておきますので参考にしてください。
まず、前提条件
「目立つ勇気を持つ」
この勇気がないと始まりません。
初めてヒッチハイクをするときはめちゃくちゃ緊張します。
周りの視線バシバシ受けます。顔真っ赤になります。ドキドキします。
それでもやっちゃう変態たち。そう、それがヒッチハイカー。
それともうひとつ
「清潔感があること」
これは本当に重要です。
乗せてくれたひとはみんな言います。
「どうして乗せてくださったのですか?」
「にしおかくんは、清潔感があるから止まってあげたよ!」
って。よかった、ひげ剃っておいて。
ぼくは、基本的にぼうしなどで顔が見えない。てことにならないようにしてます。
夜も街灯の下とかなるべく明るいところでやります。
では、コツのせますよ。
①まずは最寄りのインターチェンジ(IC)を目指せ!
ぼくは、目的地を遠くに設定するので、ヒッチハイクを高速道路でよく行います。
なので、高速に乗らないことには始まりませんね。
最初の頃は、歩いて高速に入ったこともありますが、速攻で怒られます。
こんなパトロールカーきちゃいます。ごめんなさい。
なので、徒歩で高速に入るのは無理です。
あきらめてください。
じゃあ、どうするのかと。
ヒッチハイクですよ。
狙いは、高速に入る車です。
じゃあ、どこでやるのか。
ぼくはICに続く大きな道でやります。
ICがどこにあるのかは、人に聞くか、グーグルマップで調べてください。
例えば、京都南ICに行きたければ、国道1号線です。
じゃあ、高速道路入口につくまでにどうやって車に止まってもらうんだよ!ってことね。
②バス停や広い路肩、止まりやすいところで目立て!!
これが一般道のポイントです。
走行中の車が後続の車の迷惑にならないように停車できる場所を探してください。
できれば長さのあるところがいいです。
車が余裕をもって停車できるところがいいですよ。急停車で事故されたら誰も幸せになりません。
幅の広い路肩を見つけてポイントを定めたら、そのポイントよりも20~30メートルくらい手前でアピールします。
車の運転手に考える時間を与えるのです。
運「あれヒッチハイクじゃない!?うわ、乗せようかな・・・でも止まれな!!!!!路肩発見ーーー!!」ハザード点灯スピード落として路肩に停車。
ぼく「よっしゃあ!計画通り!」小走りで近づくぼく。
開く助手席の窓。
ぼく「こんにちはー!!」
運「どこまでいくの??」
ぼく「○○です!」「乗せてもらえませんか?」
運「途中まででいいなら乗りな!!!!」
っていう展開をイメージしながらニコニコしてヒッチハイクしてください。
実際こんな感じです。ほんとに。
真顔はだめですよ。怪しいので。
背筋伸ばして口角上げて、歌でも歌いながら陽気にアピールしてください。
止まってはくれないけど物珍しそうに見てくる人や驚いてくれる人なんかには手を振ってあげてください。
旅先だから恥なんか捨てましょう。いい人ですよ、怪しくないですよってアピールです。
止まってくれたら、あとは、運転手さんの行くところと自分の目的地を合わせて、行けるところまで行っちゃいましょう。
※たまにタクシーが止まってくれます。ごめんなさいしてバイバイしましょう。
ちなみに僕の1台の最長記録は、京都~東京まで10時間くらい。まじでお尻痛かった。
さあ、高速まで乗っちゃいましたね!
あとは目的地に近づいていくだけです!
基本的にヒッチハイクは乗り継ぎが必要です。
③PA・SAでは全員にアピールできるところで目立て!!!
さっきも言ったように
車が止まってくれるのは、
幅と長さがあって、運転手から見つけやすくて、止まりやすい場所です。
ぼくはPAやSAでは、本線に合流する手前、PAの出口で車線が1本になる手前で行います。高速に戻るには必ずそこを通らないといけませんから、アピール力がかなり強いです。
ただし注意しないといけないのは、車がスピードに乗る前の場所を見極めることです。そこらへんは現地で感じてください。
一息ついて気分よく再出発!という心に余裕のある人は、止まってくれやすいです。
たまに、SAの店内でヒッチハイクしている人を見かけるけど、ぼくはあんまり好きじゃない。ぼくも休みたいし。
声をかけてくれるのを待っているのだけど、
ヒッチハイカー1人対その他大勢という
1人:多数の勢力図ができあがってしまうので、声をかけてもらいにくいとぼくは思ってます。
乗せる方は声をかけて目立つのは嫌なんですよ。知らない人ばっかりのパブリックな空間で。たまに乗せてくれる人もいますが。
それが、車対ヒッチハイカー1人という勢力図なら、1:1です。
ゆっくり会話もできるし、店内ではないので人目も気になりません。
しかも、運転手側の自発性があるので乗車率も高いです。
乗せてください!よりも、乗せてあげよう!の気持ちの方が強いといい関係ができますよ。運転手さん側のヒッチハイカーに対する興味が強いので、会話も盛り上がるしおもしろいし。
ヒッチハイクのコツまとめ
ヒッチハイクのコツは、
①まずはICを目指せ!
②ヒッチハイクをする場所は、幅と長さがあり、運転手から見つけやすく、止まりやすい場所
③PA・SAでは、出口付近のみんなに見てもらえるところで!
あとは、
始める勇気です。
これさえあれば、あとはどうにでもなります。どこにでも行けます。
日本中動き回ってやりましょう。若者の特権です。
いろんな人と出会っていろんな話しましょう。普段出会わないような人に出会えます。社長さんとか個人事業主とか結構多いですよ。
必ず感謝は忘れないでください!乗せてくれるのは本気の善意です。気持ちよく、良い時間だった!って思ってもらえるようにしましょう。
アドバイス:
ヒッチハイクに慣れてくると、最初の頃の興奮がちょっと薄れてしまいます。できちゃうから。乗せてもらえるのが普通に思えてきてしまいます。でもね、ヒッチハイカーにとっては、何十台乗せてもらうなかの1台だけど、乗せてくれる人にとっては、100%の善意だし、めちゃくちゃレアな体験なんですから、普段の1.5倍くらいのテンションでお話ししましょう。お互い楽しめますよ!
よき旅を!よき出会いを!