学生団体が収益を出すべきたった一つの理由。
こんにちは。
にしおかこうじです。
今回は、学生団体が活動するにあたって重要なポイントである
金銭面のやりくり
を書きたいと思います。
ぼくも学生団体の立ち上げから運営まで4年間携わってきましたが、いざ、引き継ぎを意識したときに初めてぶつかった問題でした。四苦八苦しましたよ。
あくまで個人的な見解なので、お金のやりくりに困っている団体は参考にしてもらえればと思います。
まず、結論から。
学生団体は、収益を出すべきだとぼくは思います。
それが、ボランティア団体であっても非営利な組織であっても。
その理由は、
収益を求めないと発展しないからです。
立ち上げ初期の小規模なイベントなどの少額の支出はメンバーが立て替えればなんとかなるでしょう。
立ち上げのころはメンバーのモチベーションも高いので、立て替えるのも苦じゃないはずです。
だけど、団体の規模を大きくしたいとき、クオリティーを上げたいとき、高額の支出が必要なとき、どうしますか?そのお金はどこから出しますか?
誰がいくら立て替えるのか?そんな不毛な話に大切な時間を割くよりも、もっと話し合うことは多いはずですよね。立て替えの金額が上がれば上がるほどメンバーの意識も下がっていきますよ。ピリピリしてきますよ。
そんなときに、団体用のまとまったお金があれば、そこから出せば済みます。しかも会計も楽です。
だから、まずはまとまったお金の確保のために収益出しましょうってことです。
イベントでの収益確保ができなかったのなら、メンバーから会費制で出資してもらえればいいですよ。定額で。
次に、収益を上げないと発展しないのはなぜか、というところですが、
簡単です。
内容が変わらないから。
収益求めないと団体がレベルアップしないんです。
前回は5万円の予算で回したから今回も5万円で。収益は求めずに±0になればいいかなー。なんてのはバカです。終わってから何がのこるの?次に何が変わるの?なんのおもしろみもない。
学生団体に目指してほしいのは、
今回は5万円の予算で、+2万円を目標にして人を集めよう。
そしたら次の企画には7万円使えるから、前回満足できなかったところに予算をつぎ込めるんです。内容にもっとお金使えるし、そしたら人を集めやすくなる。団体としてもレベルアップできるね。ってところです。
だけど、参加者には参加費で企画にかかっている費用以上の金額をいただいています。
そしたらその金額でも納得して、満足してもらえる以上のものを主催側は作らないといけませんよね。
そのプレッシャーがいいものを生むんですよ。団体の強みを表現してくれるんですよ。みんな頑張らないといけないから。
ただし、収益を出そうとしすぎて参加費を高額にしすぎるのもよくありません。参加費に見合わない内容だと参加者は二度と来てくれなくなりますから。
ファンを増やすことでしか団体は大きくなりません。
目標をクリアしていく過程を経て、ファンを増やし続ける。そして団体が目指す目的に近づいていく。
そして結果として残った利益でまた次の企画を大きくしていきます。その繰り返しです。
一番大事なのは、その組織が何を目指していて、そのためには何が必要でいくらかかるのか、そこに近づくためには何をすればいいのか。という道筋をたてることです。
ぼくも船を買うという目標を立てたので、アクションプラン練っていきます!!!
以上、悩める後輩たちをみて思ったことでした。がんばれ国際茶屋!